履歴書の書き方

履歴書の書き方1つで書類選考突破率が上がるのをご存知ですか?
履歴書はただ経歴を羅列するだけの書類ではありません。
提出履歴書を担当者に読んでもらわなければ面接を受けることができません。

ここに書いてある8個のポイントを実践するだけで担当者に印象づける
履歴書が書けるようになり、確実にあなたの書類選考突破率が上がります。

履歴書の基本

黒か紺のボールペンで書く

履歴書は基本的に直筆で書きましょう。黒か紺の万年筆かボールペンで書き、赤や緑などの色は使ってはいけません。

万年筆で書く人はなかなかいないので担当者にインパクトを与えるとともに上品なイメージを持たせることが出来ますので本当に入社したい企業の場合には
黒の万年筆で書くことをオススメします。

間違えても修正液、修正テープは絶対に使わない

修正液を使ってしまうと担当者に手抜きだと思われることがありますので
間違えたら仕方ないですが最初から書き直しましょう。
書き間違えたくない方は鉛筆などで薄く下書きすることをオススメします。

1字1字丁寧に書く

字の上手下手は人それぞれなので仕方ありません。
字が下手だからと理由で不採用になることはありません。
ですが字が上手なほど有利なのは事実です。

字が上手な履歴書は仕事や勉強が出来そうなイメージを
持たせてくれるからです。また字が上手だと読みやすいと言う利点があります。

しかし、字が下手でも悲観することはありません。
字が下手な方でも1字1字丁寧に書き、字を詰めすぎない、
適度な余白を持たせるなど、担当者がわかりやすく、
読みやすくすればいい印象を与えることが出来るでしょう。

空欄を作らない

空欄がありすぎると担当者から本当にやる気があるのかと思われます。
それでも書くことがないと言う方は用紙の選び方を考えましょう。
特に志望動機、自己PRを空白にすると書類選考はまず通らないです。

実印を使う

履歴書は公文書です。なのでシャチハタ印を使うことは避けましょう。
なるべく実印を捺印した方がいいでしょう。

よく履歴書を書き終えて最後に印鑑を押すときに緊張して歪んだりしますので、
なるべく印鑑は最初に押すことをオススメします。

日付

日付は履歴書を書いた日付ではなく、面接で持っていく場合は提出する日付、
郵送の場合は投函する日付を書きましょう。

日付を書き間違えても、担当者はあまり気にしていませんが
万全を期するために間違えないようにしましょう。

連絡先

現住所と同じであれば連絡先は時に書く必要はありません。

ここで注意しなければならないのが現在の勤務先を連絡先にすることです。
冷静に考えればそんなことをする人はいないと思いますが、実際に
社会人経験の少ない人など書かないといけないと思い書いてしまうことがあるのです。

これは担当者によりますが大きなマイナス評価になることでしょう。
マイナス評価にならなくてもプラス評価には絶対になりませんので
注意してください。

また実家を連絡先にする人もいると思いますが、この場合は必ず家族に連絡し、
企業からの連絡を受けても失礼がないようにしておくことが大切です。

今の時代、担当者が携帯電話に直接連絡してくることも珍しくありません。
履歴書に携帯番号を書く欄がなければ、空白を見つけて携帯番号も
書いておくことをオススメします。

用紙の選び方

まずは用紙です。あなたは用紙をちゃんと選んだことがありますか?コンビニで済ましたいませんか?

用紙といっても学歴、職歴を書く欄が広いものや、転職者用に退職理由を書く欄が広いもの、フリーターのためのアルバイト用など、何種類も存在します。

その中であなたのあった用紙を選ばなければなりません。アルバイトなら
コンビニで売っている用紙でもかまいませんが、転職する場合は
退職理由を書く欄があるものや、資格・スキルを書く欄があるものがよいでしょう。

あなたにあった用紙を選ばなければ、空白になったり、余白が目立ったりして
あなたが不利になりえるのです。なので用紙を選ぶ際は、なるべく
大きな文房具屋に行って、どれが自分にあっているか考えなければなりません。

用紙の選ぶポイントとしては、あなたのアピールしたい
項目があるかが重要です。志望動機でアピールしたいと言う方は
志望動機の記入欄が広いものがよいでしょう。

また資格や免許でアピールしたい方は資格・免許の記入欄が広いもの。
転職をされる方は、退職理由の記入欄があるのもなど、
購入する前にすべての記入欄を書くことができるか考えて、
書けそうだと思えば、あなたに合っている用紙だといえるでしょう。

写真の選び方

履歴書に貼る写真は必ずいい写真を貼りましょう。

本当にこの企業に就職したい、転職したいと思っている人は多少手間や費用がかかっても、プロのカメラマンに撮ってもらうほうが表情、角度、姿勢などいろいろアドバイスしてくれますのでスピード写真やカメラ屋さんの写真より格段にいい写真が撮れるのです。

担当者は写真の表情で、その人のことをイメージします。
なので写真の出来1つで履歴書の印象も変わってくるのです。

例えば、明るい表情で写真に写っていたら、
元気があり性格は明るそうと思われるかもしれません。
そう思われれば履歴書に書いてあることも
あなたをイメージしながら見るのでプラスに評価されるのです。

また背景色やフレームの色を変えるだけでも写真の印象が大きく
変わってきます。基本的には白、グレー、青の三色ですが、
カメラマンにさまざまな色で撮ってもらいあなたに合った色を
カメラマンと相談して選ぶとよいでしょう。

そして何より重要なのが顔の表情です。人間笑顔が一番印象がいいのですが、
履歴書では笑顔は禁止です。なので自然な笑顔で撮るように心がけましょう。

口元をちょっと上にあげるだけで自然な笑顔になります。
あとあごを引いて、目を大きく開けることです。
これだけでもずいぶんと印象がよくなります。

担当者に良い印象を与えるコツ

【男性】

髪型は耳にかからない程度で前髪は眉毛までにすること。
茶髪、ボサボサ頭は、ほぼ書類選考で落ちますので厳禁です。
スーツは黒か紺などの濃い色にし、ワイシャツは白、ネクタイは柄物を避ける。

【女性】

髪が長い場合は耳より上の位置でアップスタイルにし、
肩にかからないようにしましょう。
服装はスーツかジャケットに白のブラウスを着用しましょう。
ピアス・アクセサリー類は厳禁です。
またパーマ・茶髪はしないほうが無難です。

学歴・職歴欄の書き方

1行目の真ん中に「学 歴」と記入します。「学」と「歴」の間は1文字分空けて記入します。

小学校・中学校の義務教育は卒業年次だけ記入し、高等学校、専門学校、短期大学、大学などは入学年次と卒業年次の両方を書きます。

学校名を書くときは略さずに正式名で記入するようにしましょう。

【記入例】

○○県○○市立○○高等学校 ○○学部 ○○学科 卒業

「高等学校」と「学部」の間を空けると見やすくなるのでオススメです。
さらに専門学校や大学卒業の場合は「卒業論文」や「研究テーマ」なども
一緒に書くことで担当者にアピールすることができます。

【学歴・例】

学  歴

昭和55年 3 ○○県○○市立○○小学校 卒業
昭和58年 3 ○○県○○市立○○中学校 卒業
昭和58年 4 ○○県立○○工業高等学校 機械科 入学
昭和61年 3 ○○県立○○工業高等学校 機械科 卒業
昭和61年 4 ○○専門学校 ○○学科 ○○コース 入学
平成 2年 3 ○○専門学校 ○○学科 ○○コース 卒業
研究テーマ「エコをテーマにしたシステム開発」

同じ学校名でも「同上卒業」といったような略して書くことは厳禁です。

職歴の書き方続いて職歴ですが、学歴の最後の行から1行あけて真ん中に「職 歴」と書きます。
会社名や株式会社も略さずに正式名称で書き、アルバイトやパートの経験でも応募する企業に関係のある場合は書いて積極的にアピールしましょう。

【職歴・例】

職 歴
平成2年 4 株式会社○○開発 入社
・ソフトウェア部に配属 社内研修で電話帳管理システムを開発 
平成2年 6 株式会社○○へ派遣され、デジタルカメラ開発業務に携わる 
平成4年 3 株式会社○○での業務終了
・帰社し新人の指導、教育を行う
平成6年 3 一身上の都合により退社
平成6年 4 ○○株式会社 入社
・システム開発部に配属 物流システムの開発業務に携わる
平成18年 2 現在に至る

賞 罰 
なし
以上

職歴は自分がやったこと、経験したことなどを一緒に書くと
読み手にとってわかりやすくなり、よい印象を与えることができます。
なるべくわかりやすく簡潔に書くことがポイントです。

職歴の場合は単に入社(退社)した会社を羅列するのではなく、会社の
事業内容と規模などを書き添えると読む者に親切な印象を与えることができます。

また自己都合で退職した場合は「一身上の都合で退社」と書き、
倒産やリストラの場合は「会社の都合で退社」と書きましょう。
倒産やリストラで退職したほうが、自己都合より優遇されることが多々あります。

「一身上の理由で退社」とする場合は「自己都合で退職」したと
いう表現です。会社の倒産、リストラなどでやめざるを得なかった場合は
「会社都合により退社」と記入し、やむをえない退職だったということを
強調することが大切です。

最後に賞罰ですが、「賞」とはスポーツや文化活動などで表彰を受けた
場合に記入します。スポーツなら全国レベルでの入賞、文化活動なら
人命救助による警察庁長官賞などあればどんどん書いていきましょう。

「罰」は、「1年以上の懲役又は禁固の刑に処せられた」場合は、
それを書かないと経歴詐称になってしまいます。経歴詐称が後に
判明すれば、りっぱな解雇理由になりますので注意してください。

特に金融系や上場企業などは「罰」に過敏なところがあります。
なのでそれらの企業に応募する場合は、特に「罰なし」ということを、
確実に記入することが大切です。

資格・免許の書き方

あなたの保有している資格、取得した免許は基本的にすべて記入しましょう。

応募する企業に直接関係なくても記入することで上昇志向が強い、好奇心旺盛だと思われ好印象を得られます。

滅多にありませんが面接時に担当者が同じ資格や免許を持っていると
それだけで親近感がわき、面接での会話がスムーズにいく場合もあります。

資格を記入するときは正式名で書きます。

【資格欄記入例】

○普通自動車第一種運転免許取得

資格・免許が多い方はなるべく資格・免許の記入欄が広い用紙を選びましょう。
書く順番としては応募する企業に関係のある資格や免許から書いていきます。
また勉強中の資格や免許があれば、資格取得のため勉強中と
書いておけばプラス評価になることは間違いないでしょう。

ただし英検、簿記や珠算などの3級はほとんどプラスの評価は
得られないので注意してください。例えば、外資系の企業を受けるのに
英検3級と書いてしまうと逆に評価を下げてしまうことがあります。
なのであなたの応募する企業に合わせて書くことも重要です。

資格・免許はあなたががんばった証拠になります。企業側からしてみれば
日々自分を高めている人は、当然ほしい人材です。何も資格がない人でも
今からでも遅くはありません。資格・免許の勉強を始めることが後々プラスの
評価となって自分に返ってくることでしょう。

好きなスポーツや学科、趣味、特技の書き方

趣味や特技の欄で採用に左右されることはほとんどありません。ですが「特に無し」とか空白は絶対にいけません。

担当者もここを読むことであなたのことを知ろうとするのです。この欄を上手に書くことで面接での会話が弾むこともありますので手を抜かず書くことが大事です。

あなたの趣味・特技が映画鑑賞、野球だったとしても
だた「映画鑑賞、野球」と書いても担当者は興味を持ってくれません。
空白よりマシですが、ちょっと工夫することで興味を持たせることが出来るのです。

【映画鑑賞】

アクション映画が好きで、月に2回は映画館に行き、ビデオも
月に5本は見ています。

【野球】

小・中・高と野球をしたことにより体力がつきました。
今では草野球チームのキャプテンをしてチームを引っ張っています。

ちょっと工夫して書くことによって担当者はリーダーシップがあり、
体力があるので残業もなんなくこなしてくれそうだと思うかもしれません。
このように担当者はあなたをイメージすることができ、興味を持ってくれます。

自分には自慢できる趣味、特技なんてないと思わず必ず誰にでも
趣味、特技はありますので自分を見つめなおしてみましょう。
それでも見つからないときは友人や家族に聞いて見ると
自分では気づかなかった趣味や特技が見つかるかもしれません。

趣味や特技がたくさんある方は本当に好きなことを書けるだけかいて
その中から担当者が目を引きそうな趣味や特技を書いてみましょう。

健康状態と性格欄、扶養家族、通勤時間、その他の書き方

健康

日本の企業は障害者や病気を抱えている人に対して採用を見送る傾向があります。

そういった傾向は年々減ってきていますが、先進国の中ではまだまだ遅れています。特に転職者の場合においてはどんなに高いスキルを持っていたとしても健康状態が悪ければ採用を見送られてしまいます。

なので高血圧であったり不整脈があったとしても直接業務に支障がなければ良好と記入していたほうがよいでしょう。また健康に自信がある人はここでもアピールしておきましょう。

・良好(健康には気を使っており、手洗いうがいを欠かさず行っています)
・きわめて良好(ここ数年間病気になっていません)

このように書くことで担当者にアピールすることが出来ます。

性格

自分の長所、短所がしっかりわかっていればすらすら書くことが出来ますが
長所、短所は自分では見えないことが多いです。
家族や友人などに聞いてみると自分の長所、短所が見えてくるかもしれません。

友人からは社交的だとよく言われます。居酒屋で隣の席に座った見知らぬ人と
いつの間にか仲良くなって今では飲み友達になっています。

困っている人を見過ごせない性格で、街頭で募金活動をやっているのを見ると
必ず募金をしてしまいます。

扶養家族

扶養家族の欄は企業にとって給料の支払い、税金など重要なことなので、
気を抜かずにしっかりと書きましょう。扶養家族の数は、あなたが
扶養している人数を書きます。1人もいない場合は「0」と記入します。
空白は絶対にダメです。

通勤時間

基本的には自宅から会社までの所要時間を書きます。これも通勤経路を
書く欄があれば必ず書いておきましょう。企業によっては交通費を気にする
場合もあります。あまりにも遠すぎて交通費が高額な場合は不採用と
なることもあります

なので交通費が高額でも、企業からほしい人材と思われるような努力を
する必要があります。通勤時間が長い方は、仕事に関する本を読んで
長い通勤時間を勉強時間に変えているとアピールするのもよいでしょう。

その他

その他でも自己PRをすることができますので必ず書きましょう。
本人希望記入欄では「給料○○以上」、「残業10時間以下」などを
書いてしまうと担当者に悪い印象を与えてしまい、不採用となります。

給料のことを書くのではなく希望職種を書くようにしましょう。
希望職種を書く際も企業が応募している職種を書き、
なぜその職種を希望するのかを具体的に書くことが大切です。

志望動機の書き方

志望動機は企業ごとに書くのが基本です。手間がかかりますが1社1社自分で考えて企業にあった志望動機を書きましょう。

「なぜその会社でなくてはならないのか」、「なぜその業界・業種でなくてはならないのか」、また「その会社で具体的にやりたいこと」を書くことが出来れば完璧です。

そのためには充分な企業研究をする必要がです。
上場企業の場合は会社四季報を参考にし、経営状態、経営方針なども
知っておくことが大切です。また、新卒者の面接でカバンの中から
チラっと会社四季報が見えると担当者の見る目が変わるかもしれません。

上場していない会社でもインターネットで調べれば簡単に企業情報を
入手することが出来ますので、自分の経験やスキルなどをあわせて
志望動機を書いていきましょう。

あなたがこの会社でなにができるのか、どのようにして貢献できるのかを
見つけることが出来ればそれが志望動機になっていくはずです。

そして、志望動機に説得力を持たせるには裏付けが必要です。
裏付けはあなたの経験したことやエピソードなどを盛り込み
熱意や意欲をアピールすることによってよりいっそう説得力が増します。

人気のある企業には毎日たくさんの履歴書が送られてきます。
担当者も日々の業務が忙しいのでサッと目を通すだけという事も少なくありません。
だからこそ少しでも印象に残る志望動機を書き、担当者に
「会ってみたい。話がしたい」と思わせる必要があります。